ゴールドシップが前を捕らえ損ねるシーンはないのでは。
去年のオルフェーヴルは逸走の悪夢から抑えることだけを意識した騎乗で、しかもそれを他馬がマークする形。
前で2頭競り合っているように見えても馬場を考えれば実は平均ペースでした。
2400m前後の一貫ペースで高い指数を記録していたビートブラックのペースメイクが絶妙でした。
今年は去年とは違い、「ゴールドシップに捲くられる前に押し切ろう」という考えの陣営がいるため、前へ意識が集中するのではないかと思います。
ゴールドシップの勝利した菊花賞、有馬記念は不思議と例年よりペースが早く、騎手の意識が前へ向いている証明になるかと思います。
なので大逃げのリスクは度外視して良いかと。
ちなみにトーセンラー陣営が坂の下りから動いて勝ちに行くとコメントしており、底力、スタミナが無ければ競り落とされるレースとなりそうです。

迷い無く本命はゴールドシップ。
唯一不安があるとすれば、前でトーセンラーが動くことによって、それに反応した各馬の進出によって捲くり難くなる(もしくは極端に外を回される)こと。
この展開になれば前も疲れますから、溜めに溜めた馬に注意がいると思います。

以下相手。

△デスペラード
枠、脚質からインで脚を溜めることが確実にでき、展開的にも受身の追い込みは嵌ります。

△ジャガーメイル
こちらもデスペラードと共にインで脚を溜められそうです。
秋天では7着、ジャパンCでは展開的に好走は無理、香港Cは2着。
得意の持続力勝負だったダイヤモンドSではアドマイヤラクティに屈するも、今回は斤量、枠、軽めの馬場でこちらにアドバンテージがあります。

△レッドカドー
香港Cではスローから上がりがほとんど失速しないラップを勝利。
香港Cは京都競馬場との結びつきが証明されてきた※沙田競馬場で行われており、適性はそれなりにあるのでは。

※沙田競馬場には3コーナーから下り坂で京都の起伏とリンクしている。
例を挙げてみます。
京都中長距離で強い競馬をしていたルーラーシップが沙田競馬場で行われたクイーンエリザベス2世Cで圧勝。
過去に春天で勝利したジャガーメイルが何度も好走。
マイルCSで優勝したエーシンフォワード、好走したサプレザが香港マイルでそれぞれ4・3着。
京都スプリント戦で頭角を現したロードカナロアが香港スプリントで勝利。

ジャパンカップでは上がり3F勝負の上、直線で不利があっての1秒差入線。
沙田の馬場と日本の馬場は大差なく、ドバイワールドカップではオールウェザーに対応した点から、敗因を馬場のせいにするのは少し軽率。
連系は単勝ほど売れていないので、妙味があるのではないでしょうか。

▽フェノーメノ
正直オッズほどの信頼は置けないような気がしますが、日経賞で距離延長への資質を示して完勝したので、2番目に力のある馬という評価に異論なし。
当日のオッズに不満なら評価を下げるということで。

「▽」この印はオッズ次第で消すという意味として使います。

ゴールドシップ軸で、コンパクトにまとめた予想にしました。