2011年に「ラップタイム首脳『快』談」というコラムがニフティで連載されていました。
そこで夏目さん、半笑いさんが新潟2歳Sで「買っていい前走1400m組のラップ」について話していました。
読者にはヒントしか与えられなかった「買っていい前走1400m組のラップ」を今更ながら、解き明かしてみたいと思います。


コラム中で明かされた「買っていい前走1400m組のラップ」をクリアしていた馬。(夏目さん曰く、「1400mのレースとしては、ちょっと違和感のあるレースラップだった」)。
モンストール
12.5 - 11.1 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 11.6 - 12.1
マイネイサベル
12.4 - 11.1 - 11.2 - 11.7 - 12.0 - 11.7 - 12.3
シャランジュ(ダリア賞6着)
12.4 - 10.5 - 11.1 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 12.0
コスモミール
12.6 - 10.8 - 11.1 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 12.1

新潟1400m2歳新馬の平均ラップ
35.3-36.0

買ってはいけない方のラップ
ラフレーズカフェ
12.7 - 10.8 - 11.3 - 11.9 - 12.2 - 12.0 - 12.2

違和感が無いため、テンや上がりの額面のタイムは関係ないと看取できます。
ラップバランスに秘密が有りそうですね。
そしてこのサイトでこの条件(「競走種別[芝]、競馬場[新潟]、馬齢[2歳]、クラス[新馬]、距離[1400m]」)でレース検索してみると、

・緩急の大きいレース
・ラストが加速ラップのレース
・ラスト2Fの加速が小さいレース

がヒットしました。
モンストールらの勝ちあがってきたラップとは大きく異なりますね。

逆説的に「買っていい前走1400m組のラップ」の条件をまとめるならば、

・中盤の緩みが小さい(11秒後半~12秒フラットくらい)。
・「ラスト2F→ラスト1F」が「加速→失速」ラップになっている。

となりそうですね。



これだけだと他人の意見だけなので私個人の秘策も少し。

2005年に圧勝したショウナンタキオンの前走はダントツの上がり1位34.7秒。上がり2位は35.6秒。
2012年に勝利したザラストロの前走は上がり1位で33.7秒。2位は34.4秒。
同年ダート路線から穴を開けたノウレッジの前走は上がり1位で36.9秒。2位は37.7秒。
2011年に勝利したモンストールの前走は上がり1位で35.1秒。2位は35.6秒。

これはNHKマイルやオークスでも指摘しましたが、絶対的かつ相対的に早い上がりが繰り出せる馬には高い評価が必要となる場面が多いです。
今年も新潟2歳Sを予想する際は「上がりの絶対的な早さ」だけでなく、「上がりの相対的な早さ」にも注目してみると良いかもしれません。