先日、「マインドスポーツ」という言葉を見つけました。
意味は、思考能力を用いて競われるスポーツのことです。 
ボードゲームやカードゲーム、代表的なものでは囲碁、将棋、チェスなどが挙げられます。

この「マインドスポーツ」には、偶然の要素が入るものも含まれています。
例えば、ポーカー。
こちらのニュースを見れば分かるように、 ポーカーの戦略的側面が評価され、マインドスポーツとして認められたということです。

私としては競馬予想もマインドスポーツだと思っている(頭脳によって回収率に差が出ますし)のですが、よくよく考えてみると「競技」としてはやはりイマイチな感じは否めません。

ひとつ例を挙げてみると、「競技」としての魅力はその競技を見る側の盛り上がりが必要です。
しかし、競馬予想はそれが直接利益に繋がるばかりに、プレイヤーが閉じた世界へ行ってしまいます。
人気のある予想家が予想を有料に切り替える例などですね。
ウマニティなどもシステムとしては「競技」に近く面白いですが、こちらも上手い人の予想は有料でしか見ることが出来ません。
ウマニティだけでなく、予想力によって勝負するサイトは他にもあるでしょうが、競馬産業の規模を考えると小さなものに感じてしまいます。

またもうひとつ「競技」として盛り上がりに欠ける点は、対戦相手が居ないこと。
予想家が戦っているのは相手ではなく未来の事象に対しての分析であり、将棋やチェス、ポーカーなどに比べると面白くない。

だから、結局のところ、競馬予想を「競技」にしていくことよりも、競馬予想界の意識を変えていくことで競馬予想の知的な側面にスポットが当たるようにするのを目指すべきなのではないかと思います。
そうなっていけば、自然と「予想で戦う」形式の取り組みが大きくなっていくと考えます。

予想家に社会的立場が与えられるのはその後になりそうですね。遠い道のりです。